きみのひとでなし

「何事も楽しまなきゃ損」とかいうのが苦手

かつて、ラジオDJが語りかけるように文章を書いていた。
それがとても良いといってくれた友人は、
東京で人気のイラストレーターになった。
優れたクリエイターは他者の本質を見抜くのがうまい。
きっとそういうことなのだ。

個人がおもしろいと感じることを発信する、広めるということを
やはり俺は好ましく思う。

趣味は楽しくなくちゃ意味がないのだろうか。本当にそうかなぁ?
その考え方に囚われて、逆に苦しんでいたのかもしれないと気づいた。
「楽しくないけど好き」「楽しくないけどやりたい」も存在するはずだ。
楽しくないと思ってしまう自分には才能がないんだ、とか、
楽しまなきゃいけないのにそう思えない自分はダメだ、とか、
好きなことをやってるのに楽しくないなんて頭がおかしいんじゃないか、とか、
楽しまなくちゃ、楽しまなくちゃと思い詰めて、
がんじがらめになっていた。

楽しいと思えなくても別に問題ないだろう。
やりたいのならやればいい。

そう思えたら、ものすごく気持ちが楽になった。

そうか、「何事も楽しまなきゃ損!」みたいな考え方そのものが
強迫観念となっていたのだ。
別に楽しまなくていい。
やりたいことをやればいい。

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